Status Updates

二月, 2020

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2020年2月14日

今週の更新情報

DAEDALUS

ウォレット

今週は、保留中の委任設定をAPIに統合する作業を行うとともに、まだ安定しておらず信頼性に不安のある機能についてユーザーに警告するための「実験的機能」通知とUIツールチップを追加しました。また、Daedalus E2E自動テストのカバー範囲を、ウォレット委任機能の受信テストを導入することによって拡充しました。

アプリケーションプラットフォーム

今週はDaedalusの開発一般をサポートしていたため、アプリケーションプラットフォームの更新情報はありません。

Cardanoエクスプローラー

今週は今後予定されているCardanoエクスプローラーByronリリースに向け、QAおよびテストに関する作業を行いました。

ウォレットバックエンド

今週は、積年のバグに関する適切かつ信頼性のある修正方法を探すことを含めた、ハウスキーピング処理およびメンテナンス業務を行いました。また、ウォレット委任ステータスのレポートにも改良を加えました。委任設定の変更は1エポック終了後に実行されますが、これが現在ウォレットバックエンドに適切に反映されるようになり、Daedalusフロントエンドチームによるエンドユーザーのユーザーエクスペリエンス向上に役立ちます。

ネットワーキング

今週は接続管理に関する作業を継続しました。NTPクライアントのリファクタリングを終え、リファクタリングしたmux層を統合しました。これにより、オンデマンドでミニプロトコルを起動できます。外部レビューにより発見されたWindows APIの不具合も修正し、現在Windowsの非同期I/Oをキャンセルする機能を追加する作業を行っています。

DEVOPS

今週は新Cardanoノード(1.5.0)およびエクスプローラー(1.3.0)リリースのデプロイおよびテストを完了しました。また、新スタックに関連するすべてのリポジトリを最新のhaskell.nixバージョンにアップグレードする作業を行っています。

さらに新ノードのストレステストを改良するため、アマゾン ウェブ サービス(AWS)用カスタムAmazon マシンイメージ(AMI)の作業を始めました。これにより、Daedalusクライアントおよそ10,000のエミュレーションが新ノードに接続できるようになり、チームは大量のロードから生じうるあらゆる不具合を特定することができるようになります。新ノード用にDockerイメージのDockerハブへのプッシュを一部自動化し、来週はエクスプローラーコンポーネントでも同様の作業を行う予定です。

OBFTのメインネットへの移行は、協定世界時2020年2月20日 21:44:51を予定しています。最新版1.5.0リリースにより、残りのすべてのメモリーリークは解消され、移行されたノードステージングクラスターは初回デプロイから安定を保っています。2月20日のOBFT移行はShelleyメインネット公開への重要な第1歩となります。

CARDANO分散化

今週もジェネレーターに関する作業を継続しました。これは、より現実的な生成を追求していったことにより複雑性が非常に高いレベルに達した結果、作業難度が上がっています。鍵変化型署名の表示および時間の経過に伴う変化方法を改良する作業、および、複数の証明書を生成するトランザクションを確実に有効な方法で実行できるようにする作業はともに終了しました。

また、トランザクションメタデータをShelley台帳に追加する作業は順調に進み、現在プルリクエストのレビュー待ちです。メタデータのベストフォーマットに関する詳細は今後詰める必要があり、来週にも話し合う予定です。

GOGUEN

今週PlutusチームはPureScriptパーサおよびプリティプリンタのパフォーマンスを改良するとともに、一貫性を保つためにHaskell初期設定拡張機能を統一化しました。また、ナビゲーションと読みやすさを改良するために、EUTXO文書内の認証ルール表示を再構成しました。

MarloweチームはMarlowe Playground内の大型Marloweコントラクトのパフォーマンスを改善する方法を調査しました。また、ユーザーにリアルタイムで警告できるよう、Marloweエディターでコンスタントなマイナス支払いを効果的に計算する方法に関する作業を行いました。最後に重要な点として、コントラクトにMarloweバージョンを含める方法とともに、ノードがインタープリターをネイティブに実装できコントラクトの実行をスピードアップできるよう、アドレスからMarloweバリデーターを特定する方法を検証しました。

2020年2月7日

今週の更新情報

DAEDALUS

ウォレット

今週は主にメンテナンスとテストカバレッジの作業に集中しました。UIの要素を一部洗練させると同時に、「ディスク容量の不足」警告画面が表示されない場合があるという不具合を修正しました。その間、ステークプールの説明が一定の長さでカットされてしまうという問題も修正しています。Daealusの自動E2Eテストは現在、残高ウォレット、報酬ウォレットの双方におけるステークプールデータの読み込みおよび処理のフルカバレッジを含めるようになりました。

アプリケーションプラットフォーム

今週はDaedalusの開発作業をサポートしていたため、アプリケーションプラットフォームの更新情報はありません。

Cardanoエクスプローラー

今週はエクスプローラーに404カスタムページを追加しました。フッターのスタイリングをコンテンツの変更に基づいた新デザインに合わせて改善しています。また、最後の一連の背景ビジュアルも実装しました。サポートされたネットワークおよび関連テーマのリストも更新され、主要フレームワークのアップグレードも無事実行されました。サービス依存の開発およびテストはアップストリームリポジトリを直にソースとするようにしたため、外部レジストリーに公開されるラップしたDockerイメージを使用するのに比べて改善しています。

ウォレットバックエンド

ウォレットバックエンドの新バージョンは今週初めに完了しました。変更にはステークプールの望ましさによるリスト化やステークプールの飽和率表示の導入が含まれます。本リリースでは新しいエンドポイントも導入されました。これによりユーザーはウォレットの削除、復元を必要とせずにウォレットの再同期を行うことができます。これは、ウォレットの不具合の解消に役立つことが期待されます。

開発面では、ネットワークパラメーターエンドポイントの実装を終え、ユーザーは特定のエポック用のブロックチェーンパラメーターをフェッチすることができるようになりました。チームはまた、鍵誘導用CLIユーティリティの実装を始めるとともに、特定のウォレットのために現行および今後の委任ターゲットを示すためのより詳細な委任レポートに関する作業を進めています。

ネットワーキング

今週はWindowsのサポートに関する作業を行いました。ouroboros-networkライブラリーがWindowsのローカルクライアントをサポートするようになりました。これはWindowsのDaedalusウォレットユーザーをサポートするにあたって重要な成果です。また、Windowsにベクター式I/Oを実装したほか、P2Pコンポーネントである接続マネージャーとオンデマンドmuxの開発作業を継続しました。

DEVOPS

今週はインセンティブ付きテストネットのパフォーマンスを改善するために、他の開発チームと共同で作業を行いました。

CARDANO分散化

今週はKES実装テストでいくつかのバグを発見し、このトラックダウンおよび修正に時間を使いました。同時にいくつかのグローバル定数をより適切な場所に移動しました。また、オーバーレイスケジュール生成でもいくつか不具合が見つかりましたが、まもなく修正できる見通しです。

ジェネレーターに関しては、プロパティテストで報酬の払い戻しが無事生成されており、残りのプロパティは新しいチェーンジェネレーターに接続されています。トランザクションに更新プロポーザル作成を追加する作業も順調に進んでおり、来週も作業を続ける見通しです。

GOGUEN

今週Plutusチームはイベントベースのサーバーモデルを追加する方法を調査するとともに値制限を削除しました。これはメタ理論で強制されていなかったものです。また、誤ったサーバーコール用のエラーメッセージに改良を加えました。さらに、Plutus PlaygroundとMarlowe Playgroundのサーバーに使用量と、誤ったコマンドが入力された場合にヘルプの詳細を表示するようにしました。

MarloweチームはMarlowe用に埋め込む言語サブセットの特定作業を進めるとともに、返金を最適化する方法を検討しました。また、現在の実装では大規模なコントラクトで十分に機能しないため、Marlowe実行をブラウザーからバックエンドへ移動する方法を調査しました。